「あのーー…、大丈夫?
その制服って、青南だよね?
私も一緒なんだけど………。」
そう言われれば。
同じ制服だ。でも、同じ服でもその子が着ている制服は輝いて見えた。
「………。
あ、あぁーー!言われてみれば!」
「ほんと、ごめんねっっっ」
「大丈夫!大丈夫!
それより、遅刻しちゃうから早く行
行こっ!」
「そーだね!」
「あ、名前、何て言うの?」
「私、剣崎 のえかだよ!
のえかって呼んでね!そっちは?」
「立花ももだよ!ももでおっけー!」
「「学校行こっか!」」
行く道で、出身中学校とか、部活とか、いろんな話をした。

