「うわぁぁぁ!」

勢いよく、布団から出た。汗でシャツはびっしょりになっていた。

「はぁ……夢か…」

ちらっと時計を見たら何処にでもある時計だ。

「ちっ、最初の肝心の1ページが夢で2ページから始まるのかよ…どんな小説だ……」

最後まで言いかけようとした時、扉から凄い殺気を感じた。

「死ねェェェェ!!」

扉をおもいっきり蹴り飛ばし俺に包丁を投げてきた

「死ねるかァァァァ!」

飛んできた包丁を鮮やかに避け、反撃とばかりに時計を投げ飛ばした。