*茉侑架side**


「せん…せ?」

『俺、ずっとお前のこと好きだった。
卓球してる姿も、笑ってるところも、
泣いてるところも、楽しそうなところも。
俺は、全部ひっくるめて"滝口茉侑架"のことが好きになったんだ。』


(私今…告白されたの?)

『お前には、ずっと俺のこと見てて欲しい。

だから、俺と付き合って欲しい…。』


(やばい…涙が止まらない…。)


『ごめん!泣かせちゃった…?』

そう言って先生は私から離れる。

「違う…。ただ、嬉しくて…」

そう。ただ嬉しいだけなの。


((ギュッ

『あっ…』

私は先生に抱きついた。


「こんな私でよかったら、

付き合ってください…!」

『まゆ…。
愛してるよ((チュッ』

「私もです…!」