その手紙には一言
泣くな
ただその一言だけだった
許せなかった。
小さな私でも理解できた。
ひたすら無表情で
涙すらでてこなかった
それからパパは私に
暴力をふるようになった
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
でも、泣かなかった。
違う、泣き方を忘れた
すべてがボロボロだった
でも、海は無表情の私を
悲しそうな顔で傍にいた
学校では明るい私。
天真爛漫で周りの中心にいた
心と違う表情してると
こんなにも疲れるのかって
思うくらいどん底にいた。
そんな時いつも海は音楽室に
連れてきてくれた。
私の唯一の安らぎを与えてくれる。
私の中で海は絶対的存在。

