黒猫に恋をした


「よし、じゃあ待っててね」

そう言って龍也は服を買いに行った
やっぱり私普通じゃないんだなぁ…
服もまともに買いに行ったことないし
お金持ちってやだなぁ…
自由じゃなくて…

「美愛買ってきたぞ
そこの中で着替えてきな」

私は指さされた方に行って中に入り着替えた

着替え終わって鏡を見ると
まるで自分じゃないような人がいた

それをすぐ報告したくて個室を飛び出し
龍也のところに向かった