着いた先は、小さな公園。


日は暮れ夜だったこともあり、公園は少し不気味だった。


「ほい」


イチハツから渡されたのは、缶コーヒーだった。


「私、苦いの苦手なんだけど」

「文句言わずに飲めよ」


イチハツは吐き捨てるように言い、近くにあったブランコに乗った。