二人のことを見ても特に何も思わなくなって
ただ、応援してる。

「サボり魔メシ食うぞ」と相変わらず龍神が屋上へ来た

アタシは本当の気持ちを考えた。

きっと辛いときも悲しいときも寂しいときも
どんなときも龍神がいたから立ち直れたんだと。


アタシは龍神に気持ちを伝えることにした。

「龍神のおかげでいつも立ち直れたし助かった」

「あ?んだよ急に」

「その、大好きなんだよっ」

「は?んなもん俺もや」

「は?はは、ありがと」

「俺と付き合えや、美緒を一生守ったる」

「こちらこそよろしく」

アタシたちは笑いがたえない恋人となりました