なぜか、やたらとアタシに絡んできてはアタシの唯一の心の友の
詩織のことを聞いてくる。

「詩織の好きな奴ってだれ?」

「詩織のこと好きな奴は?」

「詩織の好きなものは?」

「あーもう、うっせぇっつーの。お前が自分で聞けよ。」と
アタシは席を外して屋上へ行った。

青い空の下で音楽を聴きながら寝るのが楽しみなのだ。

そんなこんなで、授業はサボってしまってる。
「サボり魔」です。(笑)

12時、お昼の時間になった。

バ ン ッ ッ !?

屋上のドアを勢い良く開けてきたのは
ヒュウガのマブダチでアタシのことを気にかけてくれる
龍神だった。

龍神とは中学のときに出会った友達だった

「おっ、サボり魔~メシ一緒に食おうぜ」

「ヒュウガな詩織を誘って二人で食ってんゾ」

「詩織も厄介な奴に好かれたよね(笑)」

「詩織も嬉しそうだったけどな」

「龍神 離れしたのかもね、泣くなよ?(笑)」

「は?俺、寂しくないんやけどお前おるし」

「あはは、アタシは一匹狼ですから~」

くだらないはなしをしてお昼が終わりアタシは爆睡してまった