1/2~あなたに捧ぐ花言葉~



そして、私と霜也は難なく右に曲がった

どちらに行こうか迷ったのか、獣たち…もとい女子たちのスピードが鈍った



やった…………!


って、よく考えたら霖也を囮にするわけだから、喜んじゃダメなのかな……?


「おい斉藤!気抜くなよ!」


どうやら考え事をしていた私もスピードが鈍っていたようで、霜也に怒られた、、


「すみませでしたねー!」

「そういうの要らねーから速く走れよ!」

「ちょ、謝ったのになんで怒られないと行けないのよー!?」


「っあーー!ちょっと我慢しろ!」




そう一言言うと霜也はまさかの、お姫様抱っこをした




「きゃぁ!!ちょっと降ろしなさいよ!!!」


「我慢しろって言っただろ!」




なんで!?なんで、一日でこんなお姫様抱っこされなきゃなんないわけ!?!?

そりゃ足遅い私が悪いんだけどさ!?



ていうかっ!



「速い速い速い速い!!!」



恐いって!!



「うるせぇな、それ以上なんか言うなら投げ飛ばすぞ!」


「ちょ、一応女の子!!辞めて!?!?」


「女???だからなんだよ」


…………そうだったこの人そもそもが女嫌いだった、、、、



じゃあ、なんでこの人は私のこと、嫌いな女の事なんか構うんだろ、お姫様抱っこまでして……



本当は、どっちなんだろ




本物のあなたはどっち……?