――――――――…
目が覚めるとそこは、白だった
「 よかった あか じゃない 」
「 あ れ ?」
両脇が温かい
見てみると、2人がベッドに突っ伏して寝ていた。
右には霖也
左には霜也
何故か2人がいた。
「あ、斉藤さん目が覚めたのね」
河野先生がとても小さな声で言った。
「あ、の……私………………」
「あぁ、ストップ、思い出さなくていいわ」
「………すみません…………………」
「2人とも、ずっと付いていてくれたのよ?」
そう言われて、2人を見る。
2人とも、寝顔は驚くほどそっくりだった。
あの時の彼の面影が色濃く表れている。
「あの、先生、今何時ですか…?」
「お昼の2時よ」
「に……っ!!」
大きな声を出しそうになって、慌てて口を抑えた。
そんな、長時間……………
「じゃあ、佐竹先生に伝えてくるわね。まだ動いちゃだめよ」
「はい……」
迷惑をかけてしまった
「ごめんね…………」
そう言って2人の顔を見つめていたら、
「……ん、……………あれ、満桜ちゃん、起きた、の………??」
霖也が起きた。
「…うん、ごめんね、迷惑かけて………」
「ううん、良かった……目覚めて………霜也から満桜ちゃんが倒れたって、連絡きた時……マジで驚いたし…………本当、良かった………………………」
「ありがとう、ずっと付いていてくれたって、先生から聞いたよ」
「お礼なら霜也に言ってやって?ここまで運んだのアイツだからさ……」
「そう、なんだ…………………」
目の前で倒れたりして……本当に迷惑かけたな…………………
「ごめんね………霜也………………」
「謝んなよ」
「え……?」
そちらに目を向けると、霜也が起きていた。
「霜也……………ご「だから謝るな」
「じゃあ、なんて言ったらいいの??」
「ん?んーー、ありがとう………?」
「…そっか、そっちの方が嬉しいよね……あの、霜也…ありがとう」
「お前、ちゃんと食べてんのかよ」
「え?」
「軽すぎ」
「食べてるよ………?」
「ちょっと満桜ちゃん、失礼」
「は?って、ちょっ、、きゃあ!」
いきなりなんだろう、と思ったら、霖也に、いわゆるお姫様抱っこをされていた。
「あ、本当だ、めっちゃ軽ーーーい」
「ちょっ、霖也!!下ろして…っ!!」
「確かに、もうちょっと食べた方がいいねー」
「霖也も思うよな」
「軽すぎだよー」
「分かった、食べるから、お願い下ろして!!」
「えーー」
「下ろしなさい!!!」
「おいお前ら何やってる」


