―――――…p.m.6:00
一般常識の点で既に壊滅的な霖也を教育すること、2時間。
つ、疲れた…………………。
「6時んなったから、帰るか」
『はあ…………終わった…………』
何故だろう、なんで私まで疲れてるんだろう………――――――――
「え、なんでついてくるの?」
「なんでって、昨日も送ったじゃーん」
「今日も送ってくれるの?」
「むしろ昨日送ったのに、なんで今日は送らないことになんの?」
「な、なんでそんな切れ気味なの?」
「切れてねーよ」
「まあまあ、霜也も怖いし、素直に送られよ?満桜ちゃん」
「うん…………」
いや、いいんだよ?
確かにね、安全ではあるんだけどね?
人少ないはずなのに視線が痛いんだよね。
この高校に、いや、この双子に関わってから、私の寿命は確実に縮んでいると思う。
「貴様ら私の寿命を返せ、、、、、」
「いきなりどーしたの満桜ちゃん」
そう言って霖也はケラケラ笑うけど、
「遂に壊れたんじゃないか?」
霜也はもう、完全に馬鹿にした笑いだった。
霜也って本当私をイラっとさせる天才だよね。
なんでこんな、けなしキャラになってるんだろ、私、、、、、、、、
「ねぇ霖也」
「んー?」
「ねぇ霜也」
「なに?」
「……………………なんでもない」
「本当にどーしたの?」
「本当に頭おかしくなったじゃね?」
「さっきから聞いてれば失礼な、特に霜也!頭の心配しすぎ!!!」
「声でかい」
魔が差した。
2人の名前を呼んだあと、聞きそうになった。昔のこと。
危うく関係を壊すところだった。
気をつけないと……………
もどかしい気持ちを抑えなきゃ。
別にこの会話が楽しくないわけじゃない。
でも、違和感に、その全てを取っ払いたくなる。
ゆっくり、ゆっくり、進んでいこう。
焦っちゃダメ―――――――――……
◇◆◇◆◇◆◇◆


