1/2~あなたに捧ぐ花言葉~







放課後、前回でルールを覚えられなかった霖也の為に、3人で図書館に残っていた。


「もう俺、覚えなくてよくねー?」


「ダメ、それじゃ審判出来ないでしょう?

体育祭の騎馬戦って言えば、けが人が続出する競技なの、だから、それを防ぐ為に審判も多めだし、その審判もしっかりしてなきゃいけないの。分かった?」


「ふぁーーーーい」


「やる気無いにもほどがあるでしょ…」


呆れる私をよそに、霜也は淡々と話しを進める。


「じゃあ霖也、問題出すから、とにかく答えろ」



「霜也ー、どうしてもー?」



本当にやる気無いんだから………



「じゃあ、第一問」


「うわぁ、しかとー……」


「騎馬の上の2人がピアスをしています、これは、反則でしょうか」


「えっとー………反則じゃないんじゃねー?」



「………はあ……反則だよ馬鹿」



「馬鹿は酷いんじゃなーい?だって、ピアスだし、オシャレじゃん」


「これ別にオシャレさを競う競技じゃないんだよ霖也………―――――――」



これは、長き道のりの予感。