――――翌日。
あ、霜也。
登校中に霜也を見つけた。
ん?なんで1人なんだろ……?
「霜也、おはよう」
「……………………」
「無視とか、さすがに傷つくよ?」
「……はあ、近づくなって何度言えば分かんの?」
「何度言われても分かりません」
「だから2位なんだよ」
「ちょっとそれ今関係ない」
「あるね、=馬鹿ってことだから」
むかつく………………っ!!
…………あれ?
「霜也……話しかけるなって言うけどさ……返してるの霜也だよ………?」
「っ…………」
ニヤニヤしながら言ってやった。
ドヤ顔で。
そしたら……………
―――――スタスタスタスタ
なんと霜也は早足での逃走を始めた。
ちょっ、速い……!!
「ま、待って、霜也…っ!」
もう歩きじゃ追いつけなくて、私は走った。
これがコンパスの違い!?
なんだろう、それも腹立たしい…っ
「ねえ!霜也!!」
「…………………」
「じゃあ、1つだけ教えて…!!」
「…………………………」
「なんで、1人なの……!!」
すると、霜也はピタっと止まった。
「そのうち、分かる」
それだけ言うと、さっさと校舎に入っていってしまった。
私はそれを見送った。
だって、今、あからさまに誤魔化された。
答えを先延ばしにするような事なの?
だって私、霖也が隣にいない理由を聞いただけだよ?
そのうちって、いつ……?
それは、霖也が変わった理由に繋がってるの………??
疑問ばかりが浮かんで、頭の中が纏らない。
どうしたら、もっと彼らに近づけるのだろう。
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