1/2~あなたに捧ぐ花言葉~






――――翌日。



あ、霜也。



登校中に霜也を見つけた。



ん?なんで1人なんだろ……?







「霜也、おはよう」



「……………………」



「無視とか、さすがに傷つくよ?」



「……はあ、近づくなって何度言えば分かんの?」



「何度言われても分かりません」



「だから2位なんだよ」



「ちょっとそれ今関係ない」



「あるね、=馬鹿ってことだから」




むかつく………………っ!!


…………あれ?



「霜也……話しかけるなって言うけどさ……返してるの霜也だよ………?」




「っ…………」




ニヤニヤしながら言ってやった。



ドヤ顔で。



そしたら……………



―――――スタスタスタスタ





なんと霜也は早足での逃走を始めた。




ちょっ、速い……!!




「ま、待って、霜也…っ!」




もう歩きじゃ追いつけなくて、私は走った。



これがコンパスの違い!?




なんだろう、それも腹立たしい…っ




「ねえ!霜也!!」



「…………………」



「じゃあ、1つだけ教えて…!!」



「…………………………」



「なんで、1人なの……!!」




すると、霜也はピタっと止まった。




「そのうち、分かる」




それだけ言うと、さっさと校舎に入っていってしまった。



私はそれを見送った。



だって、今、あからさまに誤魔化された。



答えを先延ばしにするような事なの?



だって私、霖也が隣にいない理由を聞いただけだよ?



そのうちって、いつ……?




それは、霖也が変わった理由に繋がってるの………??



疑問ばかりが浮かんで、頭の中が纏らない。




どうしたら、もっと彼らに近づけるのだろう。









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