「んー、でも満桜ちゃん、顔を覚えられてるから、周りの子達よりかは近づきやすいかもね」
「そうかなぁ?」
「もう、満桜ちゃん、ポジティブポジティブ!
前向きに考えよ、ね?」
「…そうだよね、ありがとう、
葵大好きー!!」
そう言って私は葵に抱きついた。
「きゃぁ!ちょっと満桜ちゃん、びっくりしたじゃーん」
葵は迷惑そうに言いつつも、嬉しそうに笑ってくれた。
そうだよね、出来るって信じなきゃ。
私はまだ何もしてない
そんなうちから諦めるなんて、ネガティブすぎる。
2人のどちらかだって
きっと近づけるって
あの時の約束を……名前をちゃんと教えてくれるって
信じたい
信じなきゃ。
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