通学路の近くに新しく出来たクレープ屋さん
新しくできた店なせいか、店内は人で溢れていた。
あまりにも人が多いので、
私と葵はクレープを買って、近くの公園に行った。
「んーっ、美味しい!」
「美味しい…」
「うん!…さて、満桜ちゃん」
「は、はい…?」
なんとなく背筋を伸ばすと
「満桜ちゃんって…………好きな人いる??」
そんな質問が来て、
なんとなく、肩透かしをくらった気分…
「……ふふっ、うん、いるよ」
「え!ねぇねぇ、どんな人!?」
「話すと長いよ~?」
「いいからいいから!聞かせて?」
「あのね、小5の時ね―――――――……
私は彼のことを葵に話した。
ずっと言わなかったけど
私の初恋は、彼。
そして、今でも好き
あんな風に私を救ってくれた彼に
惚れないほうがおかしい。
この恋はきっと報われないけど、
別に報われたくて好きなわけじゃないからいい
ただ、この恋の終わりは、
きっと彼に「ありがとう」を伝えたときだと思う。


