“───かぞえきれんほどのしあわせを、
キミに……。”






つらいよな……

しんどいよな……


はなしきくことしかできんでごめん……。

ぎゅーってしてあげれんでごめん……。


もう、めっちゃくるしんだよな。


でも、これから

星の数だけのしあわせがあるって思ったら、
うれしない?


神様はいじわるちゃう思うで。


くるしいことも、しあわせなことも、

きっと、はんぶんずつくれる。


やから、今度はキミの番。


いっぱいくるしんだキミやから……

いままでがんばってきたキミやから……






世界でいちばん、
しあわせにならなあかんのやで───。






『星の数だけのしあわせ』 END★