「先生方。見た目で判断するのは良くないと思いますけど」 冷静に言うも 「クズは所詮クズなんですよ。だから、遠藤先生もあんな奴らと一緒にいないほうがいいと思いますよ」 腐ってる。もう、無理。 「日井波先生、今日は疲れたので先に部屋に戻ってますね」 コソッと近づき日井波先生に伝えてその場を離れる。 ホテルの外に出て近くにあったベンチに座る。 ポケットから、煙草を出し苛つきを抑えるように煙を吐き出す。