「...い。...きろ」 「おい。起きろ」 心地のいい声で目覚めた。 目をあけると目の前には千鶴君の綺麗な顔が。 「え!ごめん!!ずっと、あの体制だった!全然、下ろしてくれてよかったのに!!」 「べつに...」 「でも、重かったよね!!本当にごめんね」 「別に重くなかったし。それより、ホテルに着いた」