「マジか!お前もついてくんのか!!」




なにやら、嬉しそうに笑う雷。





「俺らから、離れんなよ...」



「うわっ!!」
千鶴君が、ニュッと後ろから出てきた。




「そうだよ~、先生。周りは狼だらけで危ないからね~」




「まぁ、百歩譲ってお前も女だしな」




離れんなと周りの不良軍団にも言われる。





「なんで?あたし、仮にも先生だよ」


「なんでもだ」






有無を言わさない千鶴君の声。