元ヤン先生!



「藍斗」



低い千鶴君の声が響く。


「はいは~いっと」




お手上げのように両手をぷらぷらとして歩いて行った藍君。





「千奈美」



「ん?」







いつもより太陽に照らされて暑い。




「なんもねぇ、行くぞ」