「で、デカっ」 第一印象は、ただでかい。 そして、高級感の溢れ出てるところだった。 「もしかしなくても、ここだよね」 隣に立っている千鶴君へと尋ねる。 「もしかしなくてもだ。いつも、世話になってるから大丈夫」 そして、あたしらの為になんと貸し切りらしい。 「千奈美ー!!」 先を歩いていた大地に呼ばれる。