「なんで?」


「バレなきゃいいんだよ」







ドヤ顔で言ってくる雷を無言で見る。


何を思ったのか雷は顔を赤くして照れていたけど。

「だから、来い」






目の前にいる千鶴君は無機質な声でそう言った。


まぁ、バレなきゃいっか。







てか、亮ちゃんだしいいよね。



「わかった!!行く!!」


久しぶりの海は楽しみだよ。