「へー、クソチビ。俺様にそんな口のきき方してもいいのかな?ん?」
「いいに決まってんだろ!!」
「そんなに、俺様にギッタギタにしてほしいみたいだな!!」
さーさー、始まりました。
おーっと、それを仲裁しようと入る我らが保父さん。
「流星、じゃまだ!!」
「そーだよ!!」
「お前らなー」
それを、横目に見ていると、
「ちーなーみー、センセっ」
「ひゃう」
ゆる~い喋り方の声。
そして、耳にふーっと息を吹きかけてきた。
「へー、千奈美センセー耳弱いんだ~。いい事知っちゃった♪
「ちょ、藍くん!!」
ギロリと睨むと余裕そうな顔の男。
まず、なぜコイツらといるかだって?
それは、修学旅行が無事に終わった次の日・・・