次の日、折山くんは特になにもいってこなかった。だから、私は自分からきいてみた。

「あぁ、じゃあ放課後ね」

「今いってよー!」

「いや、放課後」

折山くんのケチ…心の中でつぶやいちゃった。でも、誰でも思うよね!

そして、放課後…
「ちょっと、図書室の前まで来て。」

「?わかった!」

折山くんについていって、図書室の前まできた。

「あのさ、なんとなくわかってるかもだけど…付き合ってください!」

………え?空耳かな?付き合ってください?…えーーーーーーーーーーーーー!

「あっ、えっと…友達だと思ってたから…ごめんなさい…」

急でびっくりしたけど、折山くんのことは好きじゃなかったし、正直少し苦手だったから断った。


「そっか…うん、わかった。」
そういって、折山くんは帰ってしまった。
なんだか、すごく悪い気分になっちゃった…

とにかく、帰らないと!
「菜々花ー!お待たせー!」

「うん、で?」

「で?って?」

「どーせ告白でしょ?」

「えっ!?あっ、えっと…」

「いや、もうわかってるから。」

「う…そーです…」

「ふーん。まぁ、そーだろうと思った。」

「えっ!?どーゆうこと?」

「いや、折山が花奈のことすきなのしってたし。なんとなくだけどね!」

「えーーーーーー!そーなの!?」

なんだか、さっきから驚いてばっかりだ…
いろいろありすぎて、頭が疲れちゃった…
今日はもうなにも考えずに寝よー!