いじわるで優しい君へ

花奈side

はぁ…
私は、本日何度目かのため息をつく

なんか、最近おかしいんだよぉー…

小峰くんを見ると、なんだかドキドキして…小峰くんが仲のいい女の子と話してると、すごく胸が痛くなって…

苦しくなる…

どーしよー…
あっ!もしかして…


私、病気かも!?
どーしよー…

こーいうときは、菜々花に相談だよね!

「菜々花ー!!!!」

私は、思いっきり菜々花に飛びついた。
「うわっ!!びっくりしたー!花奈どーしたの?」

私は、さっきから感じていた自分の気持ちの違和感を全部話した。

「ふーーん…」

えっ?反応薄くないですか?

「どーしたの?」

「いや、花奈も青春してるなーと思って」

えっ?青春?私、前から青春してなかったの??
そういうと、菜々花は大笑いしてた。

「花奈にもいずれわかるよ!病気じゃないからね!素直になるんだよ!」

菜々花の言ってることわけわらない…
でも、病気じゃないならへーきだよね!

私は、自分の気持ちがまだよくわからないまま家に帰って寝てしまった