橘先輩だった。3年生で、頭がよく、運動神経が良く、優しい事で女子達に人気だと言う。私は、声にならなかった。何故、学年トップの先輩がいるのか、親は、その事を知っているのか。何故か色々先輩に、質問したくなった。でも、そんな考えは頭の中で消え、私はもう先輩の歌声の虜とななっていた。曲が、終わると拍手の嵐が巻き起こった。先輩は、ちょっと照れているけど爽やかな笑顔で、何度も「ありがとうございます。」と言っていた。