瑠璃が何気なくこっちを見たから、何となく笑顔見せてみた。そうしたら瑠璃が微笑んでくれて、もの凄く可愛くて俺は恥ずかしくなったから机にツップクして顔を隠した。
いや、今までもなんか可愛かったけどそれ以上だったし。というか、瑠璃が俺だけに笑ってくれた事自体久しぶりだったし…まぁ俺のせいだろうけど…久しぶりに見ると破壊力ありすぎだろ、可愛すぎるっての!!
俺はそんなことをずっと思ってた。
「冷。」
「何だ?」
「さっきからキモイ☆」
「黒くねぇか?!」
「気のせい。」
…なぜか瑠璃の性格が黒いような気がさっきからする。俺に対して少し冷たくないか?じわじわと仕返ししてるだろ絶対に…
過去に戻れるなら今すぐ戻りてぇ…そんで過去の俺をぶん殴りてぇ。
あぁ~、本末転倒ってこういう事いうのか?
自業自得って方が合ってる様な気がする。
しょうがないけどな。もう俺の自己責任てことで行こう。
「瑠璃、今日の昼屋上で食おうぜ。」
「いいけど、別に今言わなくてもいいじゃん。」
「二人で食おうぜ。」
「かな達は?」
「俺は二人っきりがいいんだけど。」
「ん~、まぁ今日位いっか。かな達に言っときなよ?」
「ん、了解。」
久々に二人っきりで食べられる。それだけで、俺はかったるい授業を受けようって頑張れる。
昼食が楽しみだ。