瑠璃と同じ部屋で寝る事になって、少し緊張した。
今俺の隣の布団で瑠璃は眠っている。もちろん俺は、眠れるはずもなく少し瑠璃の寝顔を見つめていた。
相変わらず綺麗な顔してんな…
いつも自分の弱みを人には見せ無い。それでいて、いつも一人で何でもかんでも抱え込んでは自分を苦しめていく。そんな瑠璃を守りたいって思ってる俺は、いまだに何も出来ずにいて自分が嫌になる。
「今度こそ守るから…もうひとりで泣くなよ…」
眠ってる瑠璃に俺はそう呟いた。
そして俺も静かに眠りについた。