そんなこんなで数週間後・・・
何でかわからないけど、最近物とかなんか無くなっていく・・・
(いじめなのかなぁ?)とか考えたとしてもはっきり確定していないから何にもできない。
てか何でそんな事されているのかがわからない。;;
もしかして無意識のうちになんかしちゃったのかなぁ?
心当たりがあるとしても、それは冷と付き合っていると言う事しかわからない。
冷に相談しても悪化するだろうし...
黙ってるままも怒られそうだから相談はしたい...
でもなんか冷には言いずらいしなぁ・・・;;
どうしたらいいのかなぁ??
教室-
「にゃぁ!!また無くなってるよ~!!なんでぇ!?結構気に入ってたのにぃ・・・」
「またやられたの?瑠璃?いい加減に先生に言ったほうがいいと思うよ?」
「でも、犯人がはっきりとしてないし・・・」
机の中から教科書を出そうとして、手を突っ込んだ・・・
カサッとなんかの紙が入ってた・・・
「?何これ?」
手紙みたいだったので、それを開いて中を確認してみた。
《冷様の傍に気安くいるな、この警告を聞き入れないのならば今日の放課後一人で教室に残ってろ。》
ん~・・・脅迫状ってやつかな?これって・・・
「どうすんの?瑠璃・・・」
心配そうな表情を浮かべているなみ・・・
「大丈夫。こんなのなんでもないんだから。ね?」
なみは心配性の性格・・・
ちょっとしたことでもすっごく心配する・・・
だからあんまり心配をかけたくない。
だから私は笑顔でなみを見つめて言った。
「じゃ、待ちますかぁ。なみは帰っていいよ。冷には内緒ね?」
「うん・・・じゃぁまた明日ね?」
納得のいかないような顔をしながら教室から出て行った・・・
数分後-
あ~ぁ・・・本当なら今日は冷とのお買い物だったのにぃ~・・・
そんなことを考えてた・・・
ガラッと扉が開いて入ってきた六人組・・・
あ、冷の取り巻きの人たちだ・・・
「あら、ちゃんと居てくれたみたいね。」
「居ないと文句言うんでしょ?で?何のようなの?」
早く帰りたいのになぁ・・・
勉強しないといけないし・・・
「単刀直入に言うわ、あんた冷様の何?」
「彼女なんだけどそれが?」
「何であんた見たいな地味人間なんかと付き合ってるの!?」
あぁ、ただの逆恨みね。
なんかなぁ・・・こんなことになったの初めてだよ。
「きいてんのかよ!!」
「それだけ?なら帰るよ。冷と付き合うことの何がいけないの?それはこっちの勝手。あなたたちに関係はない。あなたたちに私が何かした?」
「冷様は私たちのものよ!!」
「はぁ?なんで?」
「~~~~っ!!明日から覚えときなさい!!」
そういって出て行った。
いやいや、覚えていたくないですよ~?
「明日から虐められっかなぁ?」
ま、めげたりしないけどね~・・・
陽気に考えて私は下校した・・・
もっと深く考えておけば良かったのに、このときの私は大丈夫だと信じ混んでいた。
もうこの時点で冷とすれ違い始めているとは気がつかないで...
この日から私と冷の歯車はクルイハジメテイタ・・・