そんな自分の反応を見て、クラスメイトは大声で笑い出す。
こんなノリの良いクラスは他にあるんですかね?
まぁきっと無いんだろうけどさ。(笑)
このクラスに虐めなんて無い、あったとしても無くなるんじゃないのかな?
先生も含めて中の良いクラス。
時には漫才みたいになって授業にならないときもある。そんなこともあったりするけれど、授業はしっかりと追いついていていつもうちのクラスは総合得点一位なんだ。
他のクラスはたまに納得いかなくてインチキだって言うけど、気にしない。
だってそんなことしないし、第一そんな事してる人なんてただの最低人間だもん。
「まぁ課題はもういいか。で?今日は何されたんだ?」
「課題はもう何とかかけた足大丈夫かな。また冷の取り巻きに引き離されたのぉ~!!何なのあいつらぁ~!!いい加減にして欲しいよ~!」
「いい子いい子。もう大丈夫だよ~?ね?瑠璃。」
「うみゅぅ~・・・でもやっぱり冷が他の子といるの見たくないよ・・・我が儘なのかなぁ?こんなの・・・」
机につっぷくして話す。
なみは何も言わないで頭を撫でてくれる。
「ま、自分の彼氏だったらそう思うの普通じゃね?俺もたまに思ったりするし。」
「そうなの?」
「まぁな。」
だらぁ~っとしていたら冷が来た。
「瑠璃、今日暇か?」
「暇だよ?どうかしたの?」
「買い物につきあってもらっていいか?母さんが瑠璃を連れて来いってうるせぇし・・・」
「OK!全然構わないよ。」
にこっと笑ったら冷は少し微笑んで教室から出て行った。
はにゃっ!!冷の笑った顔かっこいい!!
久しぶりに見たな。冷のあんな顔・・・
冷、何かあったのかなぁ?教室に入って来た時ちょっと不機嫌だったし・・・
私なんかしたのかなぁ?
ん~っと・・・わかんないや。;
馬鹿だからしょうがないけど;;
「瑠璃ってほんとに鈴木君が好きね。」
「まぁ、優しいとこもあるしなぁ。一応・・・」
「一応じゃないもん!!全部優しいんだからね!!少なくとも健みたいに意地悪しないもん!!」
「まぁまぁ、落ち着こうよ;;」
結構色々と口ゲンカをして、先生が入ってきた。
授業が始まったら昼休みまで冷と合えないというつらさに耐えながらもしっかりと受ける。
退屈な授業でも昼になったら冷と会える。
それが楽しみで私は生活する。
そっけない性格でも私の大好きで自慢の彼氏さんです♪
あ、課題は何とかクリアできたから居残りはなくなったよ!