こわばな



帰宅した愛菜は混乱した頭のまま祐希あてのメッセージを書いた。


同じ内容の言葉を書いては破り捨てを繰り返した。


時間がきた。


鏡の中の祐希は笑顔だった。


愛菜も笑顔で接した。


祐希がカラオケに遊びにいった時の写真を見せてきた。


写真には楽しそうにマイクを持った祐希と友人たちが写っていた。


祐希の顔の横にペンで〈僕〉と矢印が書かれていた。