こわばな



12月12日


愛菜は昨日の失敗から目の前の卓上ミラー1つに絞り込んだ。



いつ出現するのか分からない少年のため一日中、その前に座り込んでいた。



妹がオズオズと用意した食事も完食した。


ここ最近の不調が嘘のようにスッキリした。



今日は会える気がした。


そのことを考えると愛菜のムネはドキドキがとまらず、顔も紅潮した。


緊張が頂点に達した時、少年が現れた。