こわばな



鏡の中に少年の顔が映ったのである。


「……えっ!誰!やだ。ウソ…」


愛菜は思わず身を乗り出した。


相手も、こちらに、反応しているように見える。



少年は少し若いようだが夢にでてくる人だ。


困惑して硬直していると映像が自分の顔に切り替わった。



「…何、これ?」


愛菜は自分の顔が真っ赤になっているのに気がついた。