こわばな



浮かれている僕は、大変な事を見逃していた。


その事に気づいたのは、夜、遅くなってからだった。


「……光成市って、どこだよ?埼玉県に、そんな名前の街ないぞ!……光成高校ってなんだよ?そんな高校、埼玉県はおろか、日本にもないぞ!!」



ぼくの頭は混乱した。

そんな中で時間がきた。


セットしてあったベルが鳴った。


午前2時になったのだ。

鏡の中に愛菜がいた。