こわばな



翌日の放課後、組長は、僕が撮った動画を見て、唸った。


「これが愛菜ちゃんか…!マジで可愛いな」


僕は誇らしい気持ちになった。

「フフフ、組長、もっと言って」


「ああ、何度でも言うぞ。美人だ!」

「フフフ…、組長、惚れるなよ」


組長が何かを言いかけて、やめた。


「なんだよ組長」


「……ああ。何でもない」



組長の様子が変だった。