こわばな



病気と思われても構わない。


僕は組長に相談することにした。


全て話した。


組長は黙って聞いていた。


話し終えると、僕は少し楽になった。


組長が深くうなずいた。


「……わかった」


「組長……僕の話を信じるのかい?」