こわばな



残されたのは鏡に映る間抜けな自分の姿であった。


思考が正常な状態に戻ると、僕は衝撃をうけた。


自分の気持ちに気がついたのだ。


今、目の前にいた少女に恋をしていたのだ。


呼吸が乱れ、動機が激しかった。