こわばな



僕はその間、孤児院で過ごした。


母さんの正当防衛が認められ僕らは一緒に住めるようになった。


僕らはひっそりと暮らした。


…でも世間はそれを許さなかった。


僕らは行く先々で誹謗中傷の的となった。