んー…。眩しい…。
カーテンから射し込む日射しが…。

そして、布団が重いのはどうして?

まだ、眠い目を無理矢理開けて、布団を見ると……
雨龍のメンバーが、寝てた。右隣は舞邪で、左隣が大我。
……煌祐がいない…。
ちょっと考えて分かった。
紗柚奈ちゃんの所だ…。
と、考えてたらドアが開いた。


「沙亜羅起きたか。おはよ。」

「うん。おはよう。……紗柚奈ちゃんの所行ってたの?」

微笑みながら煌祐が答えてくれる。


「あぁ。紗柚の意識が戻ったって、佐上のじぃさんが。朝っぱらから、叩き起こされた。お前といい紗柚といい…クリスマスの奇跡だな。」