相手は、容赦なく私を狙って来る。
まぁ、私も喧嘩一応出来るわけで、殴り倒す。
けど、大半は大我が側に居て、潰していく。

うん。
初めて雨龍が喧嘩してる所見たけど、やっぱり、他の族とは違う。

卑怯な手は、絶対使ってない。
1対1で、倒してく。


「はぁ、はぁ。う、りゅぅぅぅぅ!!オラァァ゛」


その声と体が動いたのは、同時だったと思う。


「架瑞!!」


名前呼びながら、架瑞に近づく。
そして、Sevenが振り上げた鉄パイプが、頭に当たった。
とても振り下ろされた、鉄パイプとは思えない程の衝撃だった。