星に願う

「こっち来い。」


部屋に入った途端、大我に言われてまた、さっきの位置に座らされた。


「んっ。煌祐。」


「あぁ、はいはい。沙亜羅、クリスマスの暴走の事なんだけどな、お前は、車に乗れ。北河が運転してくれっから。んで、倉庫戻ったら北河に付いて行け。良いな?」


「うん。分かった。じゃあ、大我はバイクなんだね。ふふっ。楽しみだね?」


大我に振り向きながら言うと、手で顔を覆って


「煌祐、何なんだこいつは。」

「はははっ。可愛くてゃーないだろ?大変だろうけど、せいぜい頑張れよな。」