星に願う

「無自覚も困るだろ?大我。」


煌の問いかけに「あぁ。」と言って、私のお腹に回ってる腕に力を込めた。
何?無自覚って?誰の事言ってるの?


「ったく。どうやったらこうなんだよ。箕ノ口。」


架瑞が煌に聞く。
煌が知ってる人なの?


「架瑞、こいつ誰の事か分かってねーから。つーか、時間ねーんだろ?準備とかで。」

「あぁ。舞邪、こいつに説明しといてくれ。」


「はいはい。沙亜羅、ちょっと下行こう。」


舞邪に連れられて、バイクが止まっている場所へ。