「ね、舞邪?カードって誰の?後ろの人達は誰?」


舞邪は、驚いた顔で私を見る。


「うん、と。カードは、大我の。後ろの奴らは、雨龍の下っぱ。気にしないで買い物しよう。」


なんか、府に落ちないけど……。
後で、大我にいくらかかったか聞こう。

雑貨屋で買ったのは、ほぼ舞邪の。
お店を出る時に見えた、写真盾に飾ってある写真を見て思った。

私には、家族写真も、私が写ってる写真さえもないな。って……。

それと、私のタイムリミットの事も考えた。