星に願う

これで終わり。
って思った瞬間、引っ張られた。


「…お前もだ。…沙亜羅。」


蓮祐に引っ張られて、壇上へ。


「何にもなくない?!」


「あんだろ?」


即答された。
まぁ…。でも、皆の前で言うような事じゃ…


と言えば、

良いから言え。

と、架瑞に言われた。


「んー。
1年とちょっと。私はここで暮らしました。

感謝したい人が沢山居ます。

まず、会津七海緒。

何も分からない私に、沢山の事を教えてくれました。

めんどくさがらず、最初から最後まで丁寧に。

本当に感謝します。」