星に願う

「箕ノ口沙亜羅。」


えっ?!

戸惑って、担任を見ると微笑んで居る。

いや?圧かな?
早く返事して行けっていう…。


「は、はい!」


壇上に上がり証書を貰う。
降りた時、チラッと蓮祐を見ると

苦笑いしてた。
そして口パクで


「た・い・が」


って言った。

大我を見ると、こっちも骨格を上げて笑っていた。


ため息が出そうだよ馬鹿大我。

でも、内心嬉しかったりする。