女の子の泣き声が大きくなる。

こんな時に嫉妬心が湧く。

「俺が雨龍に入った理由は、なんで生きているか。の意味が知りたかったからだ。

今なら分かる。
お前らに出会う為。

俺に守るっていう事を教えてくれて、本当に感謝する。
これから、お前らに何が起こるか、なんて誰も分からない。

だから、なんとか出来ない時は、俺らを頼れ。

相談でもなんでもしろ。

助けになるならなんでもしてやる。

今日をもって、俺、朝比奈大我は、雨龍を卒業する。」