大我達の卒業式。

いつもならしないネクタイを皆している。

女子はリボンだけど。


「卒業かぁ。実感ないや。」


七海緒は、大手企業会社に勤める

大我は勿論自分の会社。
ヤクザにはならないって言った大我。

じゃあ、どうするのかと聞いたら

大我の従兄弟が継ぐって言ってた。


「行くか。」


「そうだね。最後の学校。」


大我の言葉で皆立ち上がる。
舞邪はもう泣きそう。
ずっと会えるのにね。

1人で笑ってしまう。