あっ…。

いつもならついて来る大我が今はついて来なかった。

その理由って


「蓮祐と話させる為?大我は知ってたの?」


罰の悪そうに頷いた大我。

「蓮祐に言われたんだよ。話させてくれって。」


罰の悪そうな顔から、不機嫌な顔に変わる大我。

そんな大我を抱きしめる。

「ありがとう。ちゃんと話せたよ。」


私を抱きしめ返して


「そうか。」


と呟いた。


「沙亜羅ー!歌おう!!」


舞邪が叫んで来る。
七海緒は、それを止めてる。
舞邪酒飲んでるな?
架瑞も、いつもならあり得ないテンションで居る。