星に願う

「ちょっ!これ高いじゃん!」


香水は高かった。定かではないけど、ゆうに一万は越える。


「いんだよ。値段なんて。年に一度の誕生日なんだから。」


ふんわり笑って頭を撫でる煌。
我慢出来なくて、煌に抱きついた


「うおっ。」


「煌…大好き。」


呟けば


「あぁ。俺もだ。」


そう返してくれる。


「沙亜羅私はー?」


「紗柚奈ちゃんは、大大大大大好き!」


「私も〜!!」


家族で笑い合う。


「じゃあ、次の人が来るから後でね!」