「………変なの。」


諦めて、大我の胸に顔を埋める。


「ん。嬉しいんだよ。」


「…バァカ。」


「お前だろ。」


そう言って唇を塞がれた。




「お騒がせしました!!」


文化祭が終わって、倉庫に居る。

舞邪から心配メールが届いてて、今、謝ってます。


「大丈夫で良かったよ。沙亜羅と総長って、なんか色々あるね。」


「もう慣れたよ。」


舞邪と七海緒が笑う。


「嫉妬なんて当たり前だろ。」


「…良かったな。」


蓮祐に頭を撫でられると、横から不機嫌なオーラが……